佐藤友美さん『書く仕事がしたい』

ライターのロールモデル

この記事の目標はライターになる「ロールモデルを見つける」ことです。

近年在宅ワークが一般的になり、ライターという職業を目指す人は増えているのではないでしょうか。

しかし、初心者から始められると入口は広くても、逆に広すぎていろはが分からない。

誰か自分を導いてくれ~!なんて思ったことはありませんか?

ということで、実際に活躍されているライターさんの生き方や考え方に迫り「マネをする」ところから始めてみませんか?

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感想(2件)

本日は、佐藤友美さんについてご紹介します。

著書『書く仕事がしたい』のなかで、佐藤さん自身もこれまで売れているライターさんの観察、インタビュー、研究を重ねマネをしてきたとおっしゃっています。

ライターとして成功している方が一体どんな人生を歩んできたのか気になりますよね。

どんなライターか

  • フリーランス
  • 現在、以下を同時進行で働いている大人気ライター。

 →書籍5~6冊、連載7本、ウェブや雑誌の原稿を月2~3本、取材を受ける仕事を月に2~4本。

仕事の幅

  • ライターというお仕事から
  • 書籍の執筆
  • コラムニスト
  • エッセイスト
  • カメライター(カメラもできます!)
  • ライター講座の講師(大学や宣伝会議など)
  • 編集長

など

経歴

大学卒業後、「考えることを仕事にしたい」とテレビ制作会社に就職。

入社3年目、体調不良により退社。

全く経験がない状態から書く仕事を目指す。

30代になってからライタースクールに通う。

ファッション誌のライターからキャリアスタート。

日本初ヘアライターとしてベストセラー『女の運命は髪で変わる』を生み出す。

その後、

美容専門紙の執筆、オウンドメディアの編集長。

書籍のライティング(人の書籍の執筆、自著8冊)

ビジネス系のウェブサイトでインタビュー原稿の執筆。

コラム、エッセイ(書評コラム、ドラマ評、子育てエッセイなど7本の連載)

大学で講義と活躍の幅を広げ続ける。

ここだけは怠らないポイント

  • 企画の持ち込み

これまで書いてきた書籍61冊のうち29冊は持ち込み企画だとか。

  • 書き続けて、書き終わらせること

書き始めることはできても、書き続けられない人がたくさんいる。

生き残るライターマインド

完璧な原稿は存在しない。(=現状のベストを納品できるようにする)

面白い文章より、間違っていない文章を。

書きたいことがなくても、ライターにはなれる(=書く仕事がしたいという思いが大事)

専門分野を持っていることは強みになる。

未経験でもとりあえず書いてみたものを見せてみる。

新人でもできること ①安い ②速い ③(まあまあ)いい原稿 ④全部やってくれる

生まれつきの能力に恵まれなくても「負けにくいライター」になる技術はある。

つけておくべき技術

  • 一文は短くする
  • 前後の因果関係を明確に書く=接続詞を使う練習
  • 読者を知る=相場感をつかむ(想定読者に向けて、ユニクロをリーズナブルと言っていいか、など)
  • 事前準備の精度は重要。
  • 単価を上げるために編集作業に挑戦してみる
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まとめ

佐藤さんは、第一線で活躍されていますが、そのマインドや技術には盗めるものがたくさんありますよね。

著書『書く仕事がしたい』の中では、何度も企画の持ち込みについて言及されていました。

仕事を生み出せる人は生き残れる」と。

ライターとして生きていくためには、受け身ではいけないことがよく分かります。

でも企画が通るのはプロだからでしょ?初心者の自分にはできない!と思うかもしれませんが、企画を提出しなくても自分で発信することはできます。

例えば、ブログを書いてみるとか。

頭の中でイメージしているアイデア止まりでは何も始まりません。

実際に形にする作業を自分でしてみるところから始めてみましょう!

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